【ND52】ヴィタ ソファ / Vita Sofa
時を超えて愛される彫刻的なエレガンス

「ND52 ヴィタ ソファ」は、デンマークを代表する夫婦デザイナー、ナナ＆ヨルゲン・ディッツェルによって1952年にデザインされました。自由な発想と確かな技術を融合させるナナ・ディッツェルの特徴が色濃く現れた、彫刻的な美しさが魅力のシリーズです。

シリーズ名の「ヴィタ（Vita）」は、夫妻の娘さんの名前に由来しており、このソファが持つ温かく、優しいパーソナルなストーリーを物語っています。

彫刻的なデザイン

柔らかな曲線を描く木製フレームの上に、エレガントで有機的なフォルムのシーティングが載せられています。背面から見たときの美しいプロポーションは、空間に品格と存在感を与えます。

カール・ハンセンの卓越した木工技術

半世紀以上前にデザインされたにもかかわらず、現代の空間にも馴染むモダンさを保っています。これは、カール・ハンセン＆サンが誇る卓越した木工技術と、ディッツェル夫妻の時代を超えるデザインセンスの結晶です。

ラインナップ

ソファには、２シーター/３シーターの2種類があり、お部屋のタイプによってお選びいただけます。また、樹種も、オークとウォルナットの2種をご用意しております。

ND55 ヴィタ コーヒーテーブル/フレキシブルな伸長式（エクステンション）機能

Nanna Ditzel_Jørgen Ditzel
ナナ・ディッツェル＆ヨルゲン・ディッツェル

デンマークのデザイナーであるナナ・ディッツェル（Nanna Ditzel, 1923-2005）とヨルゲン・ディッツェル（Jørgen Ditzel, 1921-1961）は、革新的で有機的なデザインで知られる、20世紀半ばの最も重要なデザインデュオです。


二人は1946年に結婚し、コペンハーゲンで共同のデザインスタジオを設立しました。彼らは、家具デザイン、テキスタイル、ジュエリーなど、幅広い分野で活躍しました。
伝統的なデンマークのデザインの枠にとらわれず、自由奔放で彫刻的、そして有機的なフォルムを追求しました。特に、木材の持つ曲線を最大限に活かした表現や、新しい素材や技術の探求に熱心でした。

「ハンギング・エッグチェア」 (1959年) ：籐を編み込んだハンギングチェアで、現在も愛されるアイコニックな作品です。
「ヴィタ（Vita）ソファ ND52」 (1952年)：カール・ハンセン＆サンから発表された、柔らかな曲線の木製フレームを持つソファです。