【リリーリチェア】FRITZ HANSEN/Lily/フパティング/エンブレイスレザー/クローム脚
【リリーリチェア】FRITZ HANSEN/Lily/フパティング/エンブレイスレザー/クローム脚
彼の最後の名作とも言われるこのチェアは、流れるようなラインと滑らかなシルエットがまるで一輪のユリを思わせることから、その名が付けられました。
シェルは成形合板によって作られ、背から座面へと続く緩やかなカーブが身体を自然に支えてくれます。背もたれのカットアウトはデザインのアクセントであると同時に、軽やかさと柔軟性を生み出し、長時間の使用でも快適な座り心地を実現しています。
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本体:成形合板(ブナ材)
張地:カテゴリー5/エンブレイスレザー
ベース:スチールパイプ製(クローム仕上げ)
サイズ:W620×D490×H800(約mm)
SH430 / AH680(約mm)
※フルパディング仕様SH約44.5cm
ブランド:Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)/デンマーク
デザイナー:Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)
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FRITZ HANSEN
フリッツ・ハンセンは、インターナショナルな高級デザインブランドです。時代に左右されることなく、世界的にも有名なクラシックラインからコンテンポラリーラインまで、家具、照明、アクセサリー小物をひとつの世界観をもって表現しています。1872年にデンマークで創業したフリッツ・ハンセン社は長年に渡り、一流の国際的デザイナーと協力し、時代を先取りした彼らのコンセプトに命を吹き込み、空間を生まれ変わらせてきました。
LILY リリーチェア

リリーチェア(Lily Chair) は、1970年にデンマークの巨匠 アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen, 1902–1971) がデザインした椅子であり、彼の最後の名作とされています。
ヤコブセンは「セブンチェア」「アントチェア」など、成形合板を駆使した数々の名作を生み出しましたが、リリーチェアはその集大成ともいえる作品です。彼が晩年に取り組んでいたのは、デンマーク国立銀行の設計プロジェクトでした。建築だけでなく、内部の什器やインテリアまでもトータルにデザインする彼の哲学のもと、この椅子は誕生しました。

リリーチェアの特徴である背もたれのカットアウトは、単なる装飾ではなく、背中の動きを柔らかく受け止める機能性を兼ね備えています。この開口部によって軽快な印象が生まれ、成形合板の椅子にありがちな硬さを感じさせません。また、座面と背面の曲線は人体工学的に計算されており、薄い合板でありながら快適な座り心地を実現しています。
ヤコブセンはリリーチェア完成の翌年にこの世を去り、リリーチェアは彼のキャリアの最終章を飾る作品となりました。つまり、この椅子は単なる家具ではなく、モダンデザインの歴史に刻まれたひとつの到達点なのです。

現在もフリッツ・ハンセン社によって生産され続けるリリーチェアは、クローム脚やキャスター付き、アーム付きなど多彩なバリエーションを展開し、ダイニング、オフィス、ラウンジなど多様なシーンで活躍します。
「建築から家具までを統合したヤコブセンの思想が結晶した一脚。」
リリーチェアは、時代を超えて世界中で愛される、北欧デザインの不朽の名作です。
木の質感を活かしつつ軽快に使いたいならフロントパディング。
より豊かな座り心地と上質さを求めるならフルパディング。
用途や空間の雰囲気に合わせて選べるのも、グランプリチェアの魅力です。
