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2025/12/05 14:41

カール・ハンセン&サン(Carl Hansen & Søn)より、2025年12月1日から発売開始となった、新シリーズについてご紹介いたします。
長らく生産が途絶え、「幻のモデル」として北欧ヴィンテージ市場で語り継がれてきたこれらの家具には、時を超えても色褪せない、デンマークデザインの真髄が凝縮されています。本日は、この二つの傑作に込められたデザイナーの哲学と、そのディテールに宿る美しさについて、深くご紹介いたします。
CH290シリーズ
– 時を超えて、ウェグナーの本質を問い直す
私たちは、ハンス J. ウェグナーという巨匠が遺した家具を扱うたび、その飽くなき探求心と木材への深い愛情に改めて心を打たれます。
それが、安らぎの空間を創造するソファ「CH290シリーズ」です。
本日は、これら復刻の意義と、ディテールに宿るウェグナーの美学を、北欧家具を愛する皆様と共有したいと思います。
CH290 | Lounge Chair
CH290は、シリーズの核となるモデルとして、ウェグナーの古典的なデザイン哲学を最も体現しています。CH291が「ハイバック」で深いリラックスを追求するのに対し、CH290は背もたれが低く抑えられた「ローバック」が特徴です。
CH290は、シリーズの核となるモデルとして、ウェグナーの古典的なデザイン哲学を最も体現しています。CH291が「ハイバック」で深いリラックスを追求するのに対し、CH290は背もたれが低く抑えられた「ローバック」が特徴です。

CH291 | Lounge Chair
CH290(ローバック)と最も異なるのは、高さ98cmの背もたれです。これにより、頭部までしっかりと支えられ、首の負担がなく長時間座っても疲れない設計になっています。多くの場合、専用のネッククッション(枕)が付属し、より快適なリラックスポジションを提供します。
CH290(ローバック)と最も異なるのは、高さ98cmの背もたれです。これにより、頭部までしっかりと支えられ、首の負担がなく長時間座っても疲れない設計になっています。多くの場合、専用のネッククッション(枕)が付属し、より快適なリラックスポジションを提供します。

CH290およびCH291ラウンジチェアと同じ、ダイナミックに角度を持つ木製フレームと、角の丸みが美しいクッションのデザインを踏襲しています。セットで使用した際に、あたかも一つのユニットであるかのように美しく調和します。

幅広のアームレスト、ダイナミックな角度を持つ木製の脚、そして背面のスラット(すのこ)構造が、シリーズ全体の統一感を保ちます。この背面のスラットは、ソファを部屋の中央に置いた際にも美しく、後姿にも手を抜かないウェグナーの哲学を体現しています。

ND52シリーズ
-愛娘の名を冠した、彫刻的なソファ「Vita-ヴィタ」
「ND52 ヴィタ」は、デンマークを代表する夫婦デザイナー、ナナ&ヨルゲン・ディッツェルによって1952年にデザインされました。自由な発想と確かな技術を融合させるナナ・ディッツェルの特徴が色濃く現れた、彫刻的な美しさが魅力のシリーズです。
シリーズ名の「ヴィタ(Vita)」は、夫妻の娘さんの名前に由来しており、このソファが持つ温かく、優しいパーソナルなストーリーを物語っています。
柔らかな曲線を描く木製フレームの上に、エレガントで有機的なフォルムのシーティングが載せられています。背面から見たときの美しいプロポーションは、空間に品格と存在感を与えます。

伸びやかで優美な「彫刻的プロポーション」
192cmという幅は、大人3人がゆったりと座れるだけでなく、2人で使用する際には片側で寝そべるなど、多様なくつろぎ方に対応できる「リビングの主役」としての機能を提供します。

ND55 ヴィタ コーヒーテーブルの最大の特徴は、デザイナーであるディッツェル夫妻が追求した「実用的な美しさ」を体現する伸長式(エクステンション)機能です。リビングでの利用シーンに合わせて、天板をスムーズに広げることができ、ゲストを迎える時や、作業スペースが必要な時に柔軟に対応します。

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